んにちは、ハツユキです。
本を読んでも内容を忘れてしまうことってありますよね?
本なんて忘れてしまうのだから、意味がないのでしょうか?
本の内容を忘れるのは当たり前
まず、本の内容を忘れてしまうなんて普通のことなので気にしなくていいのです。
だって、人は忘れる生き物なのですから。
昔のことを思い出してみてください。
自分が3歳だった頃の記憶を全て覚えていますか?
おそらく朧げながら記憶があるとしても、
毎日何をしていたかまでは覚えていないはずです。
でも、ちゃんと楽しかった思い出や、大切にしたい記憶はちゃんと覚えているはずです。

本だって同じです。
頑張って一冊読みきっても、数年経てば本の内容なんてすぐに忘れます。
でも、本当におもしろかった部分はちゃんと覚えているはずです。
それでいいんです。
だって本なんですから。
忘れたらまた読めばいいんです。

人の人生とは違って、何度でも読み返せるんですから。
むしろ、本の内容忘れるから、また新鮮な気持ちで読むことができるではありませんか。
だから、本の内容を忘れることなんて気にする必要はないのです。
忘れても読むこと自体には意味がある
結論から言うと、例え本を読んで内容を忘れるとしても、読むこと自体には意味があります。

なぜ意味があるの?
では、なぜ最終的には忘れてしまうのに本を読むことに意味があるのでしょうか?
それは、あなたが本を読む目的を考えてみてください。
あなたが本を読む理由は、読んだものを忘れないために読むのですか?
違いますよね?
その本で得られる知識や、楽しい時間を期待して読むはずです。
その本で得られるメリットがあるから読むのです。
本を読むことによってそのメリットを得た上で、その得た知識や記憶を忘れない方がさらに得だから、忘れたくないと思っているんです。
そのため、結果的に読んだ内容を全て忘れてしまっても、その読んでいる時間は無駄ではないのです。

そもそも人は忘れる生き物
人は、基本的に物事を忘れる生き物です。
いや、俺は記憶力いいから忘れない!と反論される方がいらっしゃるかもしれませんが、では、
あなたは自分が3歳の時に出会った人を全員覚えていますか?
おそらく覚えていないでしょう。
小学校に入学して、5日目に習った授業の内容を全て話せますか?
覚えていないでしょう。
人は、物事を忘れる生き物なのです。

そして、忘れた状態から必要なものだけを真剣に覚えようとしたから今の自分があるのです。
例えば、学校で習った内容を1日毎に話すのは難しいでしょうが、算数の計算の仕方や、簡単な漢字は書けますし、読み書きもできるはずです。
でも、これらは習った当初はすぐに忘れたはずです。
そこから、何回も足し算をしたり引き算をしたりと繰り返し、やっと定着したのです。
つまり、人は忘れます。
だから忘れない努力をすることで、やがて忘れないようになるのです。

私たちは記憶力の達人ではないので、基本的に1回しか読んでない本の内容なんてすぐに忘れてしまうのです。
かくいう僕も、多少は記憶力には自信がある人間ですが、読んだ本の内容を正確に全ては覚えていません。
小説に出てくるキャラクターの名前を全員言えといわれたら、おそらくつっかえるキャラクターがいると思います。
1度程度だけ読むくらいでは、すぐに忘れてしまうものなのです。

本を読んでも忘れない方法
ここまでで、人は忘れる生き物だと解説してきましたが、でもいくら忘れるからといっても、せっかく読んだ本の内容をできる限り覚えておきたいものです。
その方法をご紹介します。
色々方法はあるのですが、一番簡単なのは、忘れたら覚え直すです。

忘れたら本を読み直す
いやいやいや、記憶を定着させる方法を聞いてるのに、忘れて思い出すのがいいって意味がわからないとツッコミがきそうなのですが、筋トレを思い出してみてください。
例えば腕立て伏せは、ひたすら腕を下げて上げて、また下げて上げてを繰り返すわけです。
腕の筋肉を繰り返し繰り返し使うことで鍛えられるわけです。
記憶力もそれと同じです。
忘れたものを思い出す。
忘れた。
忘れたものを思い出す。
忘れた。
まったく腕立て伏せと同じですよね?
腕の筋肉と同じように、脳でも忘れたものを繰り返し思い出すことで記憶力を鍛えることができるのです。
僕自身も、もともと記憶力にはあまり自信がなかったのですが、忘れることを前提にして思い出すことを繰り返しているうちに、記憶力が上がってきました。
もし、記憶力を上げたいと思っているのでしたら、忘れることを前提にしてみてください。
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