こんにちは、ハツユキです。
小説を書こうとしても、続かない。
どうしても挫折してしまうことってありますよね?
すごく悔しいし、後悔してしまいます。
そうならないようにするにはどうすればいいのでしょうか?
今回は、小説を書くのを挫折しないように、書き続けられるように、
その方法を解決していきます。

原因はいいものを書こうとするから
結論から言うと、いいものを書こうとしているからです。
これを書くと、はぁ!?小説なんだからいいものを書こうとするのは当然でしょうが!!!
と怒られそうなのですが、では、人が呼吸をするとき、息を吸う!息を吐く!息を吸う!と四六時中考えながら、呼吸をしていますか?
基本的に無意識ですよね?

息を吸わないと!と思うのは水の中など、当たり前にできるはずのことができない時だけです。
つまり、いいものを書こうとしている時点でいいものを書く実力が自分にはないことを無意識に認めてしまっているのです。
本当にいいものを書ける人はいいものを書こうとしない
おもしろい小説を書くことができる天才を想像してみてください。
その天才はおもしろい小説を書くぞ!と意気込んでいますか?
おそらく、楽しそうに「書くぞー」みたいな感覚で書き出しているはずです。
だって意識しなくてもおもしろい話が書けるのだから。

いいものを書こうとすることがなぜいけないの?
いいものを書こうとしている時点で自分に実力がない、という分かっていただけたかと思うのですが、ではなぜ、実力がないのにいいものを書こうとしてはダメなのでしょうか?

それがプレッシャーになるから
答えはいい作品を書かなければならないことがプレッシャーになり、それがストレスになってしまうからです。
例えば、作品Aみたいなめちゃくちゃおもしろい話を書くことを目標にしたとしましょう。
ですが作品Aは天才が書いた小説で、今の自分の実力では絶対にたどり着けない話です。
それにも関わらず、作品Aのようなおもしろい作品を書こうとし続けるとどうなるでしょう?
永遠に作品Aのようなおもしろい作品を書けないため、挫折します。
これが、小説を書く人が陥ってしまう挫折の正体です。

それはそうですよね、無意識にずっと天才と自分を比較し続けるのですから。
言い換えれば、ずっと相手の良い部分と自分のダメな部分を比べているということです。
そんなことを続けていれば、いづれ小説を書くことが楽しくなくなっていき挫折してしまうのは当然です。

自分の実力がないことに気づくべき
ですが、挫折してしまう原因が自分の実力不足で理想通りの話が書けないことがわかれば、あとは対策をすればいいだけです。
そのために、まずは自分の力量を正確に見極めましょう。

自分がまだまだ上手くないことに気づいたら?
まず、自分の本当の実力がまだ低いことに気づけた時点ですでにレベルアップしています。
なぜなら、レベル30の自分がレベル100のラスボスに挑んでも勝てないことが分かったからです。
どうせ負けるのにラスボスに挑むという無駄な時間を節約できるので、その節約でできた時間を有効活用すればいいのです。
では、レベル30の主人公がレベル100のラスボスと戦えるようになるにはどうすればいいでしょうか?
もちろん、レベル上げです。

とりあえず書いてみる
では、主人公のレベルを30から100まで上げるにはどうすればいいかというと、経験値が必要ですよね?
なのでまずは、なんでもいいので書いてみましょう。
あくまで経験値稼ぎのために書くので、書く話は短めでもかまいません。
書けそうなら長文でもいいですが、挫折しやすいのでおすすめはしません。

書けたら経験値を得よう
経験値を得るための小説を書けたら、そこで終わってはいけません。
まずは読み返してみてください。
読み終わったら、その話から10%程度で構わないので、さらにおもしろくするにはどうすればいいのかを考えてみてください。
思いついたら、その+10%を入れてもう一度書き直してみてください。
別にまるっきり同じ文体にする必要はありません。
結果的に先程の同じストーリー+10%の話になれば大丈夫です。

なぜ10%を足すのか?
この作業をすることで小説を書くための経験値が手に入ります。
では、なぜ自分の書いた小説に+10%をして書き直すのでしょうか?
答えはその+10%が、ギリギリ自分が倒せる敵のレベルだからです。
例えばレベル30の主人公がレベル上げのために敵と戦うとき、その敵のレベルが70だと、レベル上げどころかこちらがかなり不利です。
ですが、レベル30の+10%、レベル33ならば、少し頑張れば倒せるはずです。
さらに基本的に格上の相手を倒す方が経験値が手に入りやすいのがゲームのお約束です。
といった風に常に10%プラスしていくことを意識して繰り返していけば、楽にレベル上げをしながらレベル100を目指すことができるのです。
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