ラノベの設定の考え方

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こちらで小説を書くのをうまくなる方法も解説しているので、もし興味があればご覧ください。

小説を書くのが上手い人の特徴

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自己紹介

この記事を書いている僕は、中学3年生の頃からラノベを読み始め、現在は10年経って約2000冊近くのラノベを読んできました。

自作で小説も投稿していて、過去に「小説家になろう」で約180日、つまり6ヶ月間、全175回分を毎日投稿していたこともあります。

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ラノベの設定の考え方

世界観をまずは考えよう

世界観というのはルールそのものです。

例えば、『超能力者が集う街』を世界観として設定するならば、

基本的に展開されていく物語は、超能力者を中心として進んでいきます。

ここに突然勉強で1位をとる!という目標を掲げてしまえば、

世界観はおかしくなってしまいます。

土台、もしくはレールとも言い換えられますね。

この世界観が宙ぶらりんだと、

話がおかしな方向へ行ってしまったり、

タイムスリップしたり、サムライが出てきたり、海賊になったりと、

カオスな物語になってしまいます。

ですが、世界観をしっかりと決めておくことで、

多少、変な展開になってしまっても、

元の世界観を軸にして修正することができるのです。

例えば、先程あげた『超能力者が集う街』を世界観として設定しておけば、

タイムスリップしたり、サムライが出てきても、

「超能力者の能力によるもの」などの理由づけで、

『超能力者の集う街』という世界観の物語として書いていくことができるのです。

世界観はしっかりと、考えておけばおくほど、軸がブレにくくなるので、

ラノベの設定を考える際には、最優先で考えましょう。

設定は作品をよりおもしろくするためのスパイス

設定を決める最大の目的は、作品を面白くするためです。

例えば、バトル系をのラノベを書こうと思った時に、設定を決めなければ、そこまで面白い作品は作りにくいです。

ルールも何もないのでバトルしたらまた次のバトルと、割と単調な話になってしまうからです。

しかし、「その世界では戦うことは禁じられており、その世界で争いを起こしてしまえば処罰の対象のなってしまう」という設定を盛り込んだ場合はどうなるでしょうか?

まず、そのルールを破ってでも戦う理由が必要になりますね。

ヒロインを守るためかもしれませんし、ただ己のプライドのためかもしれません。

ですが、少なくとも戦いに至るまでにドラマを作ることができるのです。

そのため、設定はただ単純に作るのではなく、ラノベ作品を面白くするために作りましょう。

読者層を意識する

ラノベの設定を考える場合、まず意識するべきは読者層です。

最近はいわゆる「なろう小説」などの影響でより設定の凝った作品や、いかにして読者の予想を裏切るかに重点を置いた作品が増えました。

しかし、最終的にその作品を読むのは読者です。

いかに誰も考えたことがないシーンや、作品を作れたとして、読者が満足する作品でなければなんの意味もないのです。

そのため、まず設定を考える場合はまずは読者層を意識しましょう。

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若者がおもしろいと思う作品を作る

では、ラノベの設定を考える場合に意識しなければならない読者層はどんな人物でしょう?

答えは「若者」です。

ラノベは気軽に読まれる仕組みを作っている

ライトノベルは、読者が軽い気持ちで読むことがてできることに重点を置いている作品です。

本を読み慣れている読書家などでしたら全然問題ないでしょうが、本にあまり触れたことがない若者は、太宰治の『人間失格』など文豪作品を一から読もうとすると拒否反応が出るはずです。

ラノベは、作品の表紙だったり、設定だったり、描写だったりと、マンガは好きだけどあまり本を読まないような若者でも読みやすいように意識して作られているのです。

そのため、ラノベの設定を考える場合はいかにして読みやすくわかりやすい設定を作ることができるかが、大切になるのです。

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若者を意識した設定の考え方

さて、ここからは読者層である若者におもしろいと思ってもらえるような設定の考え方を解説していきます。

読者層を意識して書く場合、その読者の悩みを考えたりすると書きやすいです。

若者の悩みは何なのか?

では、読者層である若者の悩みにはどういったものがあるのか?

それは、読者層をより絞ると見えてきやすいです。

例えば、「若者」というだけでは範囲が広すぎるので、年齢を狭めてみましょう。

今回の場合は、15〜18歳頃の読者を対象にします。

いわゆる高校生が読者層です。

だいぶ読者がイメージしやすくなったのではないでしょうか?

では、その高校生が抱きやすい悩みを考えてみましょう。

モテたい

高校生の半数以上が持っている悩みかもしれません。

大抵のラノベによくある要素です。

ハーレムだったり、単純にヒロインの女の子と恋愛をしたりとラノベを日頃から読んでいる方でしたら、思い当たる作品があるのではないでしょうか?

非日常を体験したい

いきなり異世界に飛ばされたり、学園内で能力バトルが始まったらなど、日常からハズれていればなんでもありです。

頭が良くなりたい

学校は定期的に試験があり、点数がつけられるので、天才だったりと、優越感を得たいという悩みを持っている学生は多いです。

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読者の悩みを解決しよう

上記は単純に例ですが、他にも学生の悩みはたくさんあります。

それらの悩みを解決できるような設定を作りつつ、オリジナリティのある作品を作っていきましょう。

上記にあげた例を組み合わせるだけでも、

頭のいい主人公が学園内で起こる不可思議な能力を使った事件を解決していき、ヒロインと結ばれる。

といった風にある程度の骨格を作ることができるのです。

この時点で既に読者から見るとおもしろそうな設定となっているので、

あとはこの骨格を崩さないように自分が好きな設定を盛り込んだり、あっと驚くような設定を盛り込むだけでよりおもしろい作品を作ることができるのです。

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おもしろい小説は読者を飽きさせない

もし、いい小説を書きたいと思っているのなら、

読者を飽きさせないような話作りを心がけるのがおすすめです。

あなたが今まで読んだ小説の中で、おもしろかった作品を思い浮かべてみてください。

面白いと思った作品のほとんどで、飽きてしまったという経験はないのではないでしょうか?

大抵はページを読む手が止まらなくなり、次へ次へとどんどん読んでいって、

気がついたら読み終わっていた。

ということが多いのではないでしょうか?

おもしろい作品というものは、読者を飽きさせたりはしないのです。

そのため、自分がおもしろい小説を書きたいと思った時は、

どうやったら、読者を飽きさせないようにできるのか、を考えながら書いていくのがオススメです。

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大事なのは読者層を意識すること

ここまで色々と解説してきましたが、とにかくラノベの設定を考える場合は、読者を意識しましょう。

どうやったらより読んでくれた人がおもしろいと感じてくれるかな?

この考え方を持つだけでよりおもしろい設定を作ることができます。

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